最近、普通に使われている「PDF書類」を作成するもんですが、Illustrator 5.0のディスクに一緒に収められていたときは、Distributerを使って PSプリンタを指定して、ファイルを書き出すという仕様で「何をするのか」全くワカラナイものでした
日本銀行みたくお堅いトコロが、早い時期から公開書類にこの書式を採用していたのは、ちょっと意外でした。それでも「書類を配布する」という目的にはピッタリの形式である・・そのことを理解するのに、時間がかかりました。もっとも、そのメリットが分かってからは、たくさんの PDF書類を作りました。
ところがその後、Illustrator ver.7が出たときに「PDF書類を読み込んで編集できる」ようになってしまいました。同じ PS技術だから分かりますが、それだと当初の「読込み専用。編集不可」のメリットがなくなってしまう・・・(その後のバージョンで改善)
とはいっても、IllsutoratorからP DFが書き出せるようになったし、PDF書類そのものを作る機会や必要性も少なくなり、アップデートすることもなく、使わなくなってしまいました。
PDFはOS-Xでは標準フォーマットに採用されたけど、扱いづらい。スクリーンショットを見るために AcrobatReaderを立ち上げるのはメンドウ。たまに Photoshop7で加工しようと開いても、ヘンなダイアログが出るし、古いバージョンの Photoshopだと、開くこと自体に時間がかかってしまうし。
(04.02.01)ひさしぶりに PDFファイルを作ることになりました。手元にあるのは Acrobat3.0aJ版。当然、OS-X10.3.2だと動かないからクラシックにインストール。ところが、インストールがきちんと終了しない。OS9で再起動してインストールは済んだけど立ち上げようとしたら「新しい OSなんで起動しまへん」とつれない。。。仕方なく、OS8.5が動く Powerbook2400cを立ち上げてインストール。無事に起動したから、iMacから PDFにしたいファイルを MOで移動して…と簡単に行かない。
作業は JPEGファイル3枚を、3ページで1ファイルの PDFにまとめるだけ。しかし、 Acrobat3.0aJ は JPEGファイルを PDFに変換する機能はなかった(ハズ)ので、iMacに戻してJPEGファイルを“プレビュー”で開いて、印刷コマンドで「PDFで保存」を選んで PDFにしてから、もう1回 Powerbook2400cへ。
ところが、今度は PDFエラーが出て Acrobat3.0aJで開けない。またまた iMacに戻って Illustrator10で JPEGファイルを“配置”したファイルを「別名で保存」で PDFを指定して保存。こうやって作った3つのファイルは、やっとAcrobat3.0aJで開くことができました。無事、3つのファイルを1つのPDFにまとめて終了。やれやれ・・・やっぱり、OS-XのPDF書き出しはイマイチ信用できんなー。
しかし、こうなると Powerbook2400cも無線 LANに参加できたほうが便利だなぁ。
(07.06.17)Adobe Reader が書類閲覧のほぼスタンダードになって、ver.も8に。ただ、ver.7からアクセス権の管理が厳重になったため、扱いづらくなりました。Macで使うには最新の8.1.0でも構わないけど、職場の窓2000では ver.6.0.1 しか使えない。現在、Adobeのサイトでは、一番古いものでは 5.0.5 がDL可能。
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